【社会人男版】看護学校の超リアル!進学するなら正看護学校?それとも准看護学校?

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「看護師になろう!」と考えている社会人男性は年々増えてきていますよね。

クリニックや病棟でも、男性看護師がいるのが当たり前になってきています。

そんな中、「看護師になるために」正看護学校に進学すべきか、准看護学校に進学すべきか迷っている社会人男性も多いのではないでしょうか。

あなたが住んでいる地域は、男性が受け入れられる看護学校が充実していますか?

私たち家族が住む香川県は、男性を受け入れてくれる看護学校が比較的充実している地域です。

とは言え、35歳主人の看護学校への進学をどうするか、めちゃくちゃ悩みました…!

そこで今回は、社会人男性にとってベストな進学先を見つけるためのポイントをごっそり紹介!

自分に合う看護学校を選び間違えないためにも、【社会人男】にとっての看護学校の超リアルを見ていきましょう!

看護学校への進学を迷っている社会人の方、男性の方はぜひ参考にしてください。

 

【社会人男版】正看・准看学校の主な違い

正看護学校と准看護学校の違い

●正看護学校と准看護学校は、まず就学課程年数が違いますね。

・正看護学校・・・3年制課程、4年制課程
・准看護学校・・・2年制課程

正看護学校は3年・4年とかかりますが、准看護学校は2年と最短で資格を取ることができます。

取得できる資格も違います。
・正看護学校・・・国家資格(看護師免許)
・准看護学校・・・各都道府県知事が発行する准看護師資格(准看護師免許)

どちらにしても資格さえ取れば、卒業後は《病院・病棟・クリニック》などで働くことができます。

●進学できる条件として、最終学歴の違いがあります。

・正看護学校・・・高校を卒業していること
・准看護学校・・・中学を卒業していること

正看護学校は高校卒業していることが必須ですが、准看護学校なら中学を卒業していれば進学することが可能です。

これらは、正看護学校と准看護学校の主な違いです。

ここからはもっと掘り下げて、【社会人男】が注目すべき3つの違いをざっくり見ていきましょう。

 

①働きながら通えるかどうか…!

【社会人男】にとって、働きながら通えるかどうかは大きなポイントとなるでしょう。

・正看護学校・・・ほとんど働けない
・准看護学校・・・働きながら通うことができる

正看護学校は朝から夕方までがっつり授業があり、課題やレポートも多いです。(本気で多いですよ…!)

准看護学校はそこまで授業がつまっていないので、ある程度働ける時間を確保できるようになっています。

 

②男性枠があるかどうか…!

【社会人男】にとって、『そもそも入学できるかどうか…』という大きな壁があります。

・正看護学校・・・男性枠はかなり少ない
・准看護学校・・・男性枠もそこそこ多い

というのも、看護はまだまだ女の世界。

しかも、社会人より新卒が欲しい…!

そういった背景から、【社会人男】の枠はかなり少ないのが現実です。

 

③卒業できるかどうか…!

「まだ入学もしてないのに、そこまで考えてませんよ」って…。

いえいえ…!

【社会人男】だからこそ、本気で注目してほしい最大のポイントがここなのです!

・正看護学校・・・ある程度「退学率」がある=卒業できない可能性がある
・准看護学校・・・ほとんど「退学率」がない=卒業できる可能性が高い

めちゃくちゃざっくりですけど、これを見てどう思いますか?

これ、結構リアルなことなんです…。

ではなぜ、こういう結果になるのでしょうか…?

それこそが【社会人男】が看護学校を選ぶさいの最大かつ・最終ポイントです。

(なので、この記事の最後にまとめますね!)

 

【社会人男版】正看護学校をすすめる理由4つ

正看護学校をすすめる理由

上記で紹介したことだけに目を通すと、「准看護学校のほうが断然いいじゃん!」と感じたかもしれません。

当初主人が『准看護学校へ行きたい』と言ったとき、私もそう感じました。

ですが、現役看護師の方や准看護師の方に相談すると、みな言うことは同じなのです。

行けるなら、絶対正看護学校に行った方がいいよ』と…。

私たちも様々なことを検討した結果、主人は香川県の正看護学校を受験し見事合格。

そういうわけで、ここでは【社会人男】にこそ正看護学校をすすめる理由4つを紹介します。

 

理由1.最短で正看護師になれる

准看護師から正看護師になるには、どんなに最短でも4年かかります。

(2年制過程で准看護師の資格を取得後、さらに進学することで正看護師の資格をとる。)

主人も【准看護師資格取得後】→進学して【正看護師資格取得】を検討していました。

仮に正看護学校に入学できたとしても、正看護学校は准看護学校と比較すると『退学率』が高いというリスクがあるからです。

もっとちゃんと言えば、『退学せざるを得なくなる状況になる』リスクがあるということなのですが…。

でも正直…。

准看護学校卒業後、さらに進学して正看護師になるルートは遠回りに感じませんか?

やはり、最終目的地である正看護師を最短3年で目指せるという魅力は大きいのではないでしょうか。

 

理由2.卒業後の選択肢が圧倒的に広がる

男性看護師が求められている職場は、女性看護師に比べてまだまだ限られています。

男性・准看護師となれば、さらに働ける場所が限られてくるのが現実です。

しかし正看護師なら、男でも勤められる職場の選択肢をうんと広げることができるのです。

 

理由3.給与の違いがある

正看護師と准看護師には給与に差があり、正看護師の方が給与は高いです。

給与差の年間平均・・・72万円

年齢や勤務年数にもよりますが、年間に72万円もの給与差があるのです。

学費や労力を考えると、どちらがお得とは言えませんが…。

長い目で考えると、この年間給与差は大きくなってくるでしょう。

 

理由4.専門実践教育訓練給付金の制度がある

専門実践教育訓練給付金』という、雇用保険の制度があることをご存じでしょうか?

詳しくはこちらの記事に書いています。)

学費や生活費の給付金を受けながら通うことができる制度ですが、指定されている学校の多くは正看護学校です。

准看護学校がないわけではありませんが…。

【社会人男】にとって…

(給付金を受け取れて)+(最短で正看護師の資格が取れて)+(職場の選択肢が広がって)+(給与がいい)=理想の進学

ではないでしょうか!

 

【社会人男版】准看護学校をすすめる理由4つ

准看護学校をすすめる理由

上記で正看護学校をおすすめする理由4つを紹介しました。

しかし、その内容はあくまでも『入学できて、卒業出来たら』ということが前提です。

その前提を補えない可能性は十分にあるのです…。

だからこそ、准看護学校をおすすめする理由があります。

正看護学校に受かった主人も、『准看護学校は全然あり』だと言っていますし、私も同感です。

それでは、准看護学校をおすすめする理由4つを見ていきましょう。

 

理由1.最短で現場で働ける

もしも正看護学校を留年・退学ともなれば、最短3年で正看護師になることはできません。

しかし、准看護学校を卒業出来れば『最短2年で現場に出て働く』ことができます

【社会人男】にとって、一刻も早く資格を取って現場で働くというのは、非常に重要なポイントではないでしょうか。

働ける職場が限られることも、正看と比べて給与が低いことも、あくまでも統計の話です。

地域や働く場所によって、それらの条件は変化します。

一番重要なのは…。

『資格を取って働くこと!』ですものね。

 

理由2.働きながら通うことができる

正看護学校は『専門実践教育訓練給付金』を受給できる対象校が多いです。

(しかし、対象校でなければ…?)

正看護学校に通うにも、准看護学校に通うにも【学費】と【生活費】は必要です。

貯金だけで補うとなると、相当な貯金額が必要ですね。

奨学金を借りるにしても、ある程度働けなければ厳しいはずです。

准看護学校の時間割は比較的ゆるく、アルバイトを掛け持ちする時間を確保することもできます。

男女ともに、『病院で看護助手』をしながら准看護学校に通う学生も多いです。

 

理由3.入学しやすく、卒業しやすい

学校にもよりますが、正看護学校は【社会人男】にとって非常に狭き門です。

勉強熱心な新卒男子でも浪人するほど…。

しかし、准看護学校は【社会人男】が多く入学し、無事に卒業しています。

年齢層もさまざで、50歳以上の男性がいることもしばしば。

正看護学校と比べると、『退学率』が圧倒的に低いのも魅力の一つです。

なぜなら、《准看護学校の方が圧倒的に卒業しやすい》という背景があるからです。

 

理由4.准看護師から正看護師になる道は3つもある

准看護学校は、

(最短で現場で働ける)+(働きながら通える)+(入学・卒業しやすい)=理想の進学

と言えるでしょう。

加えて、准看護師資格が取得できれば、正看護師になる3つの道が開けるのです。

①2年制の看護師過程に進学

准看護師資格を取得後、2年生の看護学校に通うことで正看護師の道が開けます。

※最終学歴が中学の方が進学するためには、准看護師として3年実務を積む必要があります。

②3年制の看護過程(夜間)に進学

准看護師資格を取得後、日中は働きながら3年制課程の夜間看護学校にて正看護師の道が開けます。

3年は長いですが、日中働けるのは大きなポイントですね。

③2年課程通信制を受講

2018年度より、准看護師の実務経験7年以上の方は《2年過程通信制の受講》で正看護師の道が開けるようになりました。

(それ以前は実務経験が10年必要だった。)

通信制で正看護師になれるってすごくないですか?

そして、興味がある方には朗報です。

おそらく数年後には、実務経験が7年から5年に短縮されます。

通信制なので学校に通う必要もありません。

看護師になるための一番の難関である実習回数が少ないのも大きな魅力です。

 

【余談】准看護学校はなくなるかも?

准看護師資格は、日本医師会によってつくられました。

都道府県知事によって資格が発行され、どこで取得しようと日本全国で有効です。

しかしここ数年、『准看護師の制度』そもそもをなくそうという働きが起こっています。

実際に全国的に准看護学校は次々と閉鎖しています。

(※准看護資格を持っている方や、これから資格を習得した方が、その資格を取り上げられることはありません。)

私たちが住んでいる香川県は准看護学校も充実しています。

しかし、そう遠くはない未来、准看護学校が少なくなるのは間違いありません。

【社会人男】が正看護学校への進学するのは〈倍率も高い〉〈間口も狭い〉〈卒業率も低い〉厳しい戦いです。

それに比べ准看護学校は、50代男性でも入学し、資格を取って卒業できる可能性が充分にあるのです。

『どうしようかな…』と迷っている【社会人男】の方…!

准看護学校が縮小されすぎる前に『行動』しておくことの重要性を、ぜひ考えてみてください。

 

【社会人男版】退学率が高い学校を選びますか?

退学率が高い看護学校

この記事の最大の焦点はここです。

質問:「あなたは退学率が高い看護学校に行きたいですか?

答え:「No!

だとしたら、全力で調べてください。

あなたが行きたい学校・受験しようとしている学校の退学率はどうですか?

もし、退学率が高いなら「あなたが卒業できない可能性も高い」のです。

看護学校は、入学したら必ず卒業できるという場所ではありません。

真っ先にふるいにかけられるのは(切り捨てられるのは)、【社会人男】ということを知っておく必要があるのです!

 

ブラック企業ではなく、ブラック校の実態を見よ

みなさんがこれまで勤めてきた会社・取引先・知り合いが勤めている会社の中には、少なからずブラック企業があったはずです。

《正看護学校・准看護学校》のどちらにも、ブラックと言われる学校が存在します。

一番いいのは、在校生・卒業生に実態を聞くことですが、知り合いがいないとなかなか難しいですよね。

ですが少なくとも、『情報ゼロ』の状態で学校を決めてはいけません。

そして、オープンキャンパスや学校見学には必ず参加してください。

 

入学人数・卒業人数を見よ

学校を検討するときは、《入学した人数》と《卒業した人数》を合わせてチェックしましょう。

【例えば…】

入学時に40名いたのに卒業時が20人だった場合、半分の20人が学校を辞めているもしくは留年しているという背景が見えてきます。

どういうことかわかりますか?

その学校は極めて卒業が難しい学校と言えるのです。

 

《国家試験合格率100%》に注意せよ

《国家試験合格率100%》の学校だと聞くと、とても優秀で素晴らしい学校なのだろうと思いますよね。

ですが、ちょっと待ってください。

どれだけ学校が素晴らしい授業をしていたとしても、100%って超絶難しいはずなんです。

中には必ず『受かる見込みがない生徒』、もしくは『受からない可能性がある生徒』というのが存在します。

ということは…。

『受かる見込みがない生徒』『受からない可能性がある生徒』は、どうなったの…?

という疑問が出てきますよね。

おわかりいただけたでしょうか?

ようするに、そういうことなんです…。

 

【社会人男】看護学校の選び方まとめ

社会人男看護学校入学

いかがでしたか?

【社会人男】にとって進学して資格を取るということは、とても大変なことですよね。

正看護学校にも・准看護学校にも、それぞれメリット・デメリットがあります。

どちらが良いと言えるものではありませんが、自分の生活・未来設計に合った学校選びをしてください。

準備不足で入学してしまうと、後から大変なことになってしまいます。

『俺は何があっても絶対看護師になるんだ!』という熱いパッションだけで乗り切ることが難しい世界です。

学校の下調べをしっかり行い、対策するための準備を整えて挑みましょう!

そうすれば、看護師として働ける最高の資格を手にすることができるのです。

これからもっともっと、男性看護師が活躍する時代になります。

【社会人男】の方、看護学校への進学をあきらめず、どうか前に進んでくださいね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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