基礎体温を3年以上つけるも、生理周期は36日~45日と長く、排卵日もわかりにくい状態だった私。
31歳で初めて妊娠できた喜びもつかの間、8週目で稽留流産を経験しました。
そんな私が、流産からたった2か月後に妊娠につながった理由を4つ紹介します!
ー3年できなかったのに、流産後に妊娠できたのはなぜか?ー
一番の決め手は、排卵日予測検査薬「ドゥーテストLH」を使ったことだと思いますが、 いくつもの要素が重なって妊娠にいたったことは間違いありません。
私も当時は、色々な方の基礎体温グラフやタイミング法を参考にさせていただきました。
今回はこのブログで、私が妊娠できたときの【基礎体温グラフ】【ドゥーテスト判定】【タイミング】なども合わせて紹介します。
妊活中でめげそうになっている方は、ぜひ参考にしてください!
流産のあと、1か月後に生理が再開したこと
流産後たった2カ月で妊娠できたのは、”生理の再開が順調“だったからです。
2か月、3カ月と生理が再開しない場合もあります。
心身ともに負担が大きかったぶん、体が回復する時間がかかるのです。
そして、回復にかかる時間は人それぞれ…。
ここから少しだけ、私が流産にいたった経緯をお話しさせていただきます。
(ご気分が悪くなりそうな方は、どうか読み飛ばしてください。)
妊娠8週目で流産というのは【初期流産】で、どうしようもないことだそうです。
でも、初めての妊娠8週目で稽留流産となったことは『今までの人生で一番苦しかった』体験でした。
遅い時間だったのでいつもの優しい先生がおらず、他の先生の診察が心細かったことを覚えています。
幸い赤ちゃんの心拍は確認できましたが、翌日もう一度診察に来るよう指示されました。
この時点で不安は消えず、夜中に二度目の出血をし、眠れないまま翌朝病院へ。
赤ちゃんの心拍は前日より弱くなり、その翌日には止まってしまい、さらに翌日には稽留流産の手術を受けるしかない状態となりました。
(ー初期流産は妊娠した方の8~15%前後、6~7人に一人は経験するという確率が統計でわかっていますー)
『大丈夫、傷もなくきれいに手術ができました。また生理がきたら頑張れるからね。うまくいけば生理の再開は1か月後くらいだよ。』
手術後の先生の言葉どおり、1か月後に生理が再開。
(正直、1か月後に生理が再開してくれると思っていなかったんです。)
もともと生理不順だったのでとても心配していましたが、私の体はまた『妊娠できる準備』を始めてくれたようでした。
再開した生理の状態
(2018年)
↓
8月28日・・・【生理初日】数日前から生理がきそうな腹痛あり。朝から足の付け根の痛みあり。
8月29日・・・【2日目】赤色で出血量もやや多め。腹痛あり。
8月30日・・・【3日目】量は多め。少し腹痛あり。
8月31日・・・【4日目】量は減ってきた。腹痛なし。
流産後はじめての生理は順調でした。(うまく言えないのですが、生理らしい生理でした。)
生理痛もあったし、量も多すぎず・少なすぎず、以前と同じように5日目にはほとんど終わっていました。
いつもは疎ましく思っていた生理ですが、この時ばかりは嬉しかったです。
お空に帰ってしまった赤ちゃんを一刻も早くむかえに行きたかったので、「何カ月も生理がこなかったらどうしよう…」と心配だったのですが、とりあえず安心しました。
もともと生理不順がひどかった
20代の頃からずっと生理不順で「いつから生理きてないっけ?」ということは、しょっちょうありました。
さすがに妊娠への不安を感じて基礎体温を測り始めると、短い周期でも35日・長いと60日くらいの時があることがわかりました。
これは明らかな生理不順ですよね…。
(生理周期は39日以上が長いとされ、稀発きはつ月経と呼ばれています。)
なかなか妊娠できなかった原因はここにあると思います。
周期が安定しそうな予感
不謹慎かもしれませんが…。
『流産後は妊娠しやすい』と聞いたことがありませんか?
(流産を報告したときに、私を励まそうとした母から教えてもらいました。)
当時の私はその言葉が、唯一心のよりどころになっていたのです。
もともと生理周期が長すぎることに悩んでいたのに、理想的とされる1か月後に生理が再開。
(理想的というのは、あくまでも早く妊活を再開できるという意味です。)
本当のところはよくわかりませんが、『体(子宮)がリセット』されたのかもしれないと感じ、今度こそ妊娠できる準備を整えられそうな気がしました。
基礎体温の計測を再開したこと
流産後はとくに、基礎体温を測ることもつらくなりますよね…。
しばらくは測りたくない、考えたくないと思って当然です。
ですが、基礎体温は正しく測れば体のちょっとした変化に気づくことができます。
(結果的に、このタイミングで再開したことが妊娠成功の大きなポイントとなりました。)
なので、少しずつ気持ちが落ち着いたら、基礎体温の計測をぜひ再開してみてください。
先生は、
『基礎体温もまだ再開しなくていいよ。3カ月後くらいを目安にしよう。』
と言っていましたが、私としてはとにかく早く行動したい気持ちが高まりました。
1回目の生理を無事むかえたら、次は絶対に行動しようと決めました。
どういう行動かというと、”本当に排卵しているのかを知る“ためのアクションです。
『まだ体が安定していないから、3カ月は待った方がいい。』と先生に言われていたので、病院で検査したいとは言い出せず…。
基礎体温をもとにして、自宅でも簡単にできる《排卵日予測検査薬ドゥーテストLH》を試そうと考えました。
妊娠した周期の基礎体温グラフ
(ちょっと見づらくてすいません…。)
赤い丸で記している9月14日。
この周期の中で、36.34℃と一番低体温になったところです。
後でわかることですが、9月14日~15日にかけて排卵しています。
その後は15日、16日、17日と3日連続で低温を記録。
排卵された後、徐々に基礎体温が上がっていくグラフとなっています。
18日でようやく高温らしい体温まで上がり、その後は高い体温を記録し続けました。
排卵前に体温が上がった
青い丸で記している9月12日。
突然体温が上がったので、あわててドゥーテストLHを使いました。
(やばい、高温期に入っちゃったの…?と焦りました。)
しかし翌日の13日にガクッと下がり、14日はグラフの中で一番低い体温です。
ちなみに、体温計測の条件はまったく変わりません。
(毎朝7時15分頃・エアコン環境も一定・もちろんトイレも行っていない状態です。)
基礎体温がガックと下がった日にドゥーテストLHを使っていたら、タイミングが間に合わないところでした。
・なんらかの事情で計測条件が変わった
・そもそも測り忘れていた
生理不順に悩んでいる私たちは『だいたいの排卵日』を予測しずらいので、基礎体温で排卵日を見極めるのは非常に難しいのです。
上記のような理由があれば、なおさらです。
排卵日前に体温が上がると思っていなかったので、逆にドゥーテストLHを使うきっかけになって良かったと思います。
排卵日予測検査薬・ドゥーテストLHを使ったこと
妊娠できた一番大きな理由は、このドゥーテストLHを使ったことだと思います。
自宅で簡単に〈排卵するタイミング〉を、ある程度見極めることができたからです。
基礎体温だけでは排卵日がはっきりとわからず、仲良しのタイミングもおおざっぱにしかとれていませんでした。
一応体温は【低温期】と【高温期】にしっかり分かれいたものの、生理周期の長さは大きな不安要素でした。
「生理周期も長いし、排卵に時間がかかっていたら、卵子が劣化してるのかも…」と。
(過去3年間の平均は、低温期36.5℃あたり・高温期36.8以上)
でも…。
・低温から高温に入る”いつ”のタイミングで排卵しているのか?
という、自分の体の状態を少しでも知りたいと思い、排卵日予測検査薬ドゥーテストLHを使ってみることにしたのです。
流産後の1回目の生理がきたときに、ドゥーテストLHは事前に購入しておきました。
使いたいタイミングで手元になければ意味がないからです。
ドゥーテストLH 排卵日予測検査薬の説明書には、
と書かれています。
私の場合は、以下で紹介する3日間使いました。
妊娠したときの基礎体温・ドゥーテストLH結果
9月12日に初めてドゥーテストLHを使いました。
(朝・夜の2回の計測結果と、そのとき感じた印象をそのままの言葉で書いておきます。)
8月28日【生理初日】・・・計測なし
8月29日・・・【生理2日目】・・・36.43℃
8月30日・・・【生理3日目】・・・36.51℃
8月31日・・・【生理4日目】・・・36.55℃
9月1日・・・36.52℃
9月2日・・・36.55℃
9月3日・・・36.51℃
9月4日・・・36.59℃
9月5日・・・36.54℃
9月6日・・・36.37℃
9月7日・・・36.57℃
9月8日・・・36.54℃
9月9日・・・36.49℃
9月10日・・・36.62℃
9月11日・・・36.52℃
★ドゥーテスト1日目
9月12日・・・36.86℃
【朝:陰性:うすい陽性の線?これは線が出てるのか…?】
【夜:陰性:うすい陽性の線。朝よりうすくない…?】
★ドゥーテスト2日目
9月13日・・・36.50℃(仲良し)
【朝:弱陽性:尿量が少なかったせいか、反応はうすいけど線が出ている。】
【夜:陽性:朝より線がわかりやすくなってる!基準線よりうすいような…】
★ドゥーテスト3日目
9月14日・・・36.34℃
【朝:強陽性:完全に陽性ラインが出た!基準線より濃い。これが強陽性ってやつ?】
【夜:陰性:これは排卵が終わった感じ?線がうすくなって、朝より反応も遅い。】
9月15日・・・36.53℃
9月16日・・・36.61℃
9月17日・・・36.65℃
9月18日・・・36.99℃
9月19日・・・36.81℃
9月20日・・・36.85℃
9月21日・・・36.93℃
以降ずっと高温が続きます。
一番低体温の日、ドゥーテストLHが強陽性反応
すいません。ここでお話しする『一番低体温の日が陽性反応』というのは、妊娠検査薬のことではありません。
排卵日予測検査薬が、陽性反応だったということです。
上記のドゥーテストLH1日目~3日目の結果をご覧ください。
1日目は36.86℃といきなり高温になり、2日目は36.50℃まで下がり、3日目にいたっては36.34℃と、周期の中でも一番低体温となりました。
その日の朝、ドゥーテストLHは強陽性反応で『すでに排卵が始まりかけている、もしくは始まっている』という合図だったわけです!
ドゥーテストLHは1日2回、朝・夜使った
私の記録からもわかるように、計測結果は朝・夜で変化します。
1日1回だけだと排卵日を予測しずらく、ドゥーテストLHで得られる情報力が半減します。
妊娠検査薬とは違い、1日のどの時間帯に使っても構いません。
多い方は《朝・昼・夜》と1日3回計測して細かく記録されているようです。
排卵日付近でせっかくドゥーテストLHを使うなら、勿体なくても1日最低2回は使ってみてください。
排卵日より前にタイミングをとれたこと
一番妊娠しやすい仲良しのタイミングは排卵日ではなく、排卵日の前日だからです。
ドゥーテストLHを使ったことにより、排卵日前日に仲良しのタイミングをとることができました。
ドゥーテストLHは排卵日を約1日前に予測してくれる検査薬なので、陽性になったら24時間以内に排卵するという目安が見えてきます。(もっと正確な検査は病院でおこないます。)
私の場合タイミングをとった9月13日は【朝:弱陽性→夜:陽性】という反応でした。
翌日14日は【朝:強陽性→夜:陰性】となったことから、14日~15日の間に排卵した可能性が高いと思われます。
排卵・・・14日~15日の間
どうでしょうか?タイミングがばっちりな気がします。
ちなみにタイミングをとったのは13日の1回きりだったので、このときで間違いありません。
卵子と精子の寿命
卵子の寿命は排卵されてから24時間以内で、精子の寿命は36時間~48時間と言われています。
そのうち卵子がもっとも妊娠しやすいのは、排卵されてから6~12時間以内です。
いかがでしょうか?
卵子の受精できる寿命がたった6時間だとすると、本当に限られた時間ですよね。
卵子に比べ精子の寿命は長いといえど、受精できる元気な時間は限られてきます。
一番いいタイミング
一番ベストなのは、排卵したタイミングで、元気な精子が待ち構えていること。
排卵日にタイミングをとっても遅いのは、精子がたどり着くまでの間に卵子の劣化が始まっているからです。
逆にタイミングを早くとりすぎると、排卵するまでに精子の元気がなくなってしまいます。
なので、排卵日の前日が一番いいタイミングの目安になるのです。
とにかく排卵日を知ることが重要
上記のことから、ある程度正確な排卵日を知る重要性はわかっていただけたと思います。
そのさい基礎体温はあくまでも目安でしかなく、体温がガクッと下がった日が排卵日とは限りません。
もちろん排卵日予測検査薬を使っても、基礎体温よりは明確な目安がわかるだけにすぎません。
ですが基礎体温グラフをにらめっこしながら、いつも排卵予定日を見誤ったまま妊活をしている可能性も大いにあるのです。
排卵日にタイミングをとっても遅いので、約1日前に排卵日の予測してくれるドゥーテストLHを試す価値は十分にあります。
(私も他の方のブログ記事でこのことを学び、ドゥーテストLHを試して本当に良かったと思っています。)
排卵の傾向は人それぞれ。
自分の体がどんな傾向で排卵しているかを知ることも、妊娠の確立を上げるためにとても重要なポイントになってくるはずです。
その他・試してみて良かったこと
ここまでで紹介した4つ以外にも、試してみて良かったと思うことを紹介します。
妊活中は嬉しいことより、落ち込むことのほうが圧倒的に多いものです。
焦って頑張りすぎると、つらくなってしまいますよね。
前向きに妊活するためにも、くじけてしまいそうな時はぜひ参考にしてください。
子宝神社に参拝
精神的には、妊娠できた一番の理由です。
赤ちゃんを授かれたのは、あの日、導かれるように参拝したからだと思っています。(スピリチュアルですいません…)
私が参拝したのは、東京池袋から歩て行ける鬼子母神堂です。
詳しくはこちらのブログに書いていますので、良かったら読んでみてください。
毎日軽い運動・半身浴
季節は夏だったのですが、『身体を温める』ことを意識していました。
夏場なので、逆に冷房で身体が冷えちゃうので…。
とくに、排卵日以降の高温期は身体を冷やさないように心掛けました。
もともとランニングが好きだったのですが、激しい運動は心配ですよね。
そこで、軽めに走るか、適度にウォーキングしたりしてました。
気分もリフレッシュでき、前向きになれるのも良かったかなと思います。
腰を上げる
ちょっとお恥ずかしい話になりますが…。
どなたかのブログで勉強したことを試しました…!
仲良し後、『しばらく腰を高く上げて、精子がたどり着きやすいようにする』という方法です。
本当にそんなことが効果的かどうかはわかりませんが、やってみましたよ!
美味しいものを食べたり、遊びに行ったり
『自分が楽しい』と思えることを積極的にやりました。
泣いてばかりでは、お空に帰った赤ちゃんが心配するかな…と。
『大丈夫だよ、いつでもここにおいで。』と迷いなく言える自分になるために、笑顔で、私自身の準備をしておきたかったのです。
流産後すぐに妊娠できた理由まとめ
いかがでしたか?
流産の後、たった2カ月で妊娠できた4つの理由をまとめて紹介しました。
2.基礎体温の計測を再開したこと
3.排卵日予測検査薬ドゥーテストLHを使ったこと
4.排卵日より前にタイミングをとれたこと
ここで紹介したこの4つが、大きなポイントだったと思います。
当時の私はネットで検索魔となり、たくさんの方のブログに励まされました。
今回この記事を書くことにしたのも、いつか自分の経験を”同じように苦しんでいる方”に伝えたいと思っていたからです。
今になって『あの時、この方法を試しておいて本当に良かった』と、心から感じています。
みなさんの苦しい妊活にとって、少しでも前に進むための力になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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