『高温期10日目にフライング検査して陽性!』といった、妊活報告を耳にすることはありませんか?
“高温期〇日目~”というのは、妊活女性には必須の情報がたっぷりつまっています。
なぜなら高温期はたった14日間しかなく、その期間に妊娠しているかどうかを判断できる可能性もあるのです。
また、高温期を正しく知ることは《妊娠可能性を限りなくアップさせる》排卵日を知ることにも繋がります!
ですが、高温期の数え方を知らない方・間違っている方は以外にも多いのです。
「でも、今さらちょっと聞きづらいな…」というお気持ちもわかります…!
そこで今回は、妊活にはかかせない“高温期”についてまとめました。
自分の高温期・排卵日を知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも高温期とは?
高温期とは、基礎体温の中で体温が高い期間のことです。
排卵後(黄体ホルモンが分泌されることにより)体温が高くなります。
逆に排卵前は基礎体温が低く、低温期といいます。
低温期と高温期の体温差が0.3℃以上あり、基礎体温が2層に分かれているのが理想的です。
【例 低温期:36.53℃→高温期36.81℃】
女性の体は、
これを繰り返すサイクルになっていて、排卵された後が高温期といわれる時期になります。
もし妊娠していれば生理は来ず、基礎体温は高温の状態が続きます。
高温期っていつからなの?
排卵日の翌日を高温期1日目とカウントします。
【生理周期が安定している場合の目安】
●生理周期が28日→生理開始日から14日後が高温期1日目
●生理周期が32日→生理開始日から18日後が高温期1日目
【生理周期が不規則な場合】
《以下の4つの方法》で排卵日目安を特定すれば、高温期が見えてきます。
生理周期が安定している人も、より正確に排卵日を知ることができます。
どれくらい正確にわかるものなのか、5段階評価で見ていきましょう。
1.基礎体温から排卵日を見る(3点)
基礎体温がガクッと下がった日を排卵日とし、翌日を高温期1日目とカウントする方法。
ですが、排卵するタイミングは人それぞれ。
基礎体温がガクッと下がった日ではなく、上がっていく過程で排卵していることもあります。
そいうった自分の傾向がわかっている場合、もっと正確な判断ができるので(4点)です。
2.排卵日予測検査薬から見る(4点)
排卵日を予測してくれる検査薬を使えば、基礎体温より正確に排卵日を特定できます。
実は、私はこれで妊娠できました!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
しかし判定ライン(線)は、尿をかける量でも変化するので-1点。
陽性かどうかの判断も、若干慣れが必要です。
判定窓が陽性になったら24時間以内が排卵日となり、翌日を高温期1日目とカウントします。
3.病院で排卵チェックをしてもらう(4.9点)
超音波検査で卵子の大きさを測定するので、現時点で一番正確に排卵日を知ることができます。
正確な排卵日が特定できれば、翌日が高温期1日目です。
4.生理開始日から逆算する(3.5点)
生理周期は人それぞれですが、排卵後の高温期は14日前後と決まっています。
生理周期から14日を引けば、おおよその排卵した日が見えてきます。
基礎体温に照らし合わせれば、自分の排卵日の基礎体温傾向が見えてきます。
高温期が続けば妊娠してる?
高温期が14日以上続けば、妊娠している可能性があります。
(基礎体温が、低温期・高温期の2層に分かれている場合です。)
排卵後に受精しなかった卵子は、およそ14日間(この時期が高温期)かけて月経として排出される仕組みです。
高温期が14日以上続く場合は、妊娠検査薬で検査してみましょう!
しかし、妊娠したわけではなく《以下の可能性》もあるので確認してください。
排卵が遅れていた
高温期は、排卵した後からカウントして14日が目安です。
排卵が遅れたことに気づいていない場合、高温期を数え間違っている可能性があります。
生理周期が安定している人ほど間違いやすい傾向に…!
ですが、基礎体温をつけていれば排卵が遅れたことに気づける可能性も高くなります。
(だから基礎体温ってとっても重要ですよ!)
本当の排卵日を把握できていない
多くの方は、排卵日を特定するのは難しいはずです。
基礎体温がガクッと下がった日が排卵日というのは目安であって、絶対ではありません。
むしろ、多くの方が基礎体温がガクッと下がった日が排卵日ではないのです。
できるだけ正確な排卵日を知る方法は…
排卵日予測検査薬を使う
排卵日の24時間前になると《強い陽性反応》が出るので、排卵日を特定することもできます。
基礎体温だけで判断するより断然正確で、基礎体温と併用することがおすすめです。
病院で排卵チェックをしてもらう
現時点では一番正確に排卵日を特定する方法です。
超音波検査で卵胞の大きさを測定し、排卵日を予測します。
排卵前日・・・18mm~23mm
排卵直前・・・21mm~27mm
卵胞の大きさで判断するのですが、個人差もあります。
とにかく正確な排卵日・排卵時間を知りたい方は、病院での検査がおすすめです。
今さら聞けない高温期まとめ
高温期がどういうものか、だんだんわかってきましたか?
女性の体はとても複雑です。
自分のことなのにわからないことって沢山ありますよね。
「高温期っていつから?」という答えは一つではありません。
まずは自分の排卵日を知ることが大切です!
自分だけの正解を知るために、上記で紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
排卵日がわかれば、その翌日を高温期1日目とカウントするだけ。
高温期がいつからかを知って、みなさんの妊活にお役立てください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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